講演テーマ
パタゴニアの大自然から、学んだもの

講    師
写真家・冒険家  野村 哲也

日    時 平成23年1月20日(木)

会    場 ホテルパーク

(社)岐阜北法人会1月例会は、ホテルパークにて臨時総会終了後、岐阜市出身の写真家 野村哲也氏を講師に招聘し、「パタゴニアの大自然から、学んだもの」と題して講演会が開催されました。

氏は高校時代から写真にとりくみ、写真家、故・星野道夫氏との出逢いをきっかけに、アラスカや南極など海外に被写体を求めるようになりました。撮影のコンセプトは「地球の息吹」。今までの渡航先は81ヶ国に及び、今も日本国中、世界中を駆け巡っています。

講演では、パタゴニアの大自然やそこに住む人々とのふれあいを通じて氏が学んだもの、感じたことをプロジェクターで写真を見ながら熱く語っていただきました。

パタゴニアは、南アメリカ大陸の南緯40度付近を流れるコロラド川以南の地域の総称で、アルゼンチンとチリの両国に跨ります。「まだ認知度が小さいが、1、2年の間にマチュピチュのように世界的に知られる世界遺産となる。」と氏は語ります。普段の生活では決してみることの無い風景や、テクニックにより撮影された写真を見ながらの話により、楽しい時間が過ぎていきました。

そして最後に、話の内容は演題とは外れて行きましたが、日本国内だけでなく世界中を駆け巡り、自分が追い求める被写体をレンズに収めて旅する氏のパワーを垣間見ることとなりました。ありがとうございました。

 講演会委員長 田中 祥則