訪問先 / 株式会社ウィッシュ
代 表 / 代表取締役 長井 義夫

今回の経営者訪問は、株式会社ウィッシュ 代表取締役 長井 義夫氏にお話を伺いしました。 

株式会社ウィッシュ

川島:1986年にアリコジャパンに入社、1992年に独立。

1998年に現在の社名に変更され、現在に至るということで、「保険」という業界に25年間携わって来られているわけですが、長井社長にとって保険とはどういうものですか。 

長井社長:保険といっても様々な種類があり、それを売ること自体でお客様に安心や保証を与えているというイメージがありますが、保険会社はサービス業であり、その目的は「お客様に幸せになってもらうこと」だと思うんです。

つまり、その手段として保険があり、お客様との関係は保険を売ったところから始まって、私共の仕事はお客様の人生そのものとおつきあいさせて頂く事と考えております。

ですから、私の会社では、顔の見える関係「FACE TO FACE」を大切にしております。お客様のあらゆるニーズ、それは個人向けにも企業向けにも対応できるように生命保険会社、損害保険会社合わせて30社のものを取り扱っております。

川島 広報委員長(青年部会)

川島:30社ですか!それはかなり多いのですか。それだけ多い数を扱うメリットは何ですか。 

長井社長:30社というのはかなり多いです。様々なニーズに対応するには必要になりますね。

個人向けには、お客様が何を一番重要に考えているかをよく話を聞きながら提案していきます。

企業様向けには、財務面、労務面等を考慮してトータルで提案しております。決算書や給与台帳など様々な物を見せて頂き、その企業様、その社長様が求める保険のベストな組合せを提案しております。

時には社労士さんや税理士さん等とチームを組んで対応したりしております。その為には30社のものを取り扱わないと提案しきれないのです。 

川島:約10年前から経営方針書を書いているそうですが、書き始めた時、10年後の目標もイメージしながら書いていると思いますが、まさに今、イメージ通りですか。また、社長ご自身や会社への効果はどうですか。 

長井社長:10年後にイメージしていたことは、6年目ぐらいで達成してしまいました。

経営方針書を書き、社員にも発表していることで、社員誰もが同じ方向を向いて仕事をすることになりますから早い段階で達成できたと思います。

ですから、次の目標はもっと高いレベルを設定する事になります。そうすると、自ずと経営理念も変わってきます。今までに3回直しました。

経営理念が変わると、経営方針も変わる。そうすると全てが変わってきます。社内の机の位置まで変えました。  

川島:最後に長井社長が仕事の上で喜びを感じる時はいつですか。

長井社長:お客様に感謝されることはもちろんですが、顧客第一主義、顔の見える関係「FACE TO FACE」を大切にしているということは、社員一人ひとりがお客様と、いかに真摯に向き合っているかが重要になってきます。

社員教育においても、社員の人間性の向上を主眼において行っておりますので、実際に社員の成長が見られた時は喜びを感じます。

 川島:本日はお忙しい中、有難うございました。

 (インタビュー:川島 徹郎、撮影:清水 茂雄)

 編集後記
 
とても物静かな方というのが第一印象でした。インタビュー中も非常に丁寧にお答えを頂きました。

 年に数回、欧米に勉強に行かれていますが、今の日本の保険は欧米に比べると10年ぐらい遅れているとのこと…。欧米に比べて低い保証内容等の問題もありますが、日本は保険を取り巻く法の整備も遅れていると感じられています。

 またお忙しい中、大の読書家でもあられます。良い本は社員にも勧めているそうです。

 インタビュー中、唯一笑顔が見られたのは趣味のジャズギターの話の時でした。「普段忙しくて弾く暇がないんです。朝起きた時にほんの5分触るくらい。」と笑った顔がとても印象的でした。

 引退するまで今の仕事を徹底的にとことんやり抜きたい…と話された時は、迫力と熱いものを感じました。
青年部会広報委員長 川島 徹郎