女性部会「12月例会(研修会・忘年会)」
演題 租税資料が語る“逝きし世の面影”
講師 岐阜北税務署 署長 間瀬 暢宏 氏

 

平成28年12月6日(火)、鵜匠の家すぎ山において女性部会「12月例会(研修会・忘年会)」岐阜北税務署の間瀬暢宏 署長、河合一豊 副署長、山田竜之 統括官を来賓にお招きし、会員27名参加の下、開催されました。

相宮はつゑ 部会長の開会の挨拶に続き、間瀬署長の来賓挨拶に引き続いて「租税資料が語る“逝きし世の面影”」の演題で講演を頂きました。

最後に瀬川順子 総務共益委員長の謝辞で研修会が終了しました。

尚、瀬川委員長の謝辞は講演の内容を要約したものであったので紹介いたします。

『間瀬署長様にはご公務ご多用の中、ご講演を賜りましてありがとうございました。お話は、署長様が資料調査課にご勤務された経歴から貴重な資料の解説を頂きました。

最初に、杉原千畝のお父様が「上有知署(こうずちしょ・現在の関市)」勤務の税務職員だったことを初めて知りました。

また、福沢諭吉が「学問ノススメ」の中で「帳合之法(ちょうあいのほう・西洋簿記の原点)」を紹介し、読書の大切さばかりでなく、実学を通して商売が栄える事が国力を高めることになるとの思いを持っていたこと等は、商業を営む私たちにとりましてとても良いお話でした。そして、明治32年に初めて法人所得に対して課税を実施した資料、沽券にかかわる語源の証、明治22年から昭和22年まで続いた「市町村徴収委託制度」、大正13年度に「納税標語の誕生」等の古文書についての解説を署長様のユーモアある話術で会員一同が、興味深く聞き入ることができました。』

 

続いての忘年会は、ピアノパフォーマーのウーーノさんのトイピアノ演奏があり、25個の鍵盤で奏でる音はまるでオルゴールの様でした。

その後は、大松節子 相談役の乾杯で始まり、鵜匠の家すぎ山のおいしい料理を頂き、全員に当たる福引抽選会を行って散会しました。​

<第1部・研修会>
相宮はつゑ 部会長 間瀬暢宏 岐阜北税務署長
相宮はつゑ 部会長の挨拶 講師の岐阜北税務署 間瀬暢宏 署長
瀬川順子 総務共益委員長
総務共益委員会 瀬川順子 委員長の謝辞

 

<第2部・忘年会>
河合一豊 岐阜北税務署副署長 山田竜之 岐阜北税務署法人課税第一部門統括官
岐阜北税務署 河合一豊 副署長のご挨拶 岐阜北税務署 山田竜之 統括官のご挨拶
ウーーノさん 大松節子 相談役
ウーーノさんのトイピアノ演奏 大松節子 相談役の乾杯