「第3回理事会・新署長講演会」が開催されました。
2024.09.12
開催日 令和6年9月12日(木)
会 場 長良川清流ホテル
出席者 39名
令和6年9月12日(木)に長良川清流ホテルにおいて、理事32名の皆様にご出席頂き、「令和6年度 第3回理事会」を開催しました。
その後、7月の名古屋国税局の定期人事異動で新しくお迎えした岐阜北税務署の三矢彰茂 新署長の講演会を開催致しました。
<第3回理事会>
当日は、総務委員会の森益男 委員長の司会進行で始まりました。
村瀬幸雄 会長の挨拶の後、定款に基づき村瀬会長が議長に就任し、32名の理事出席のもと、「電子取引データの訂正及び削除の防止に関する事務処理規程制定の件」を決議しました。
その後、『令和6年度 岐阜県連主催「運営研究会」への取組みについて』事務局より報告があり、8月末の基盤強化運動の実績の報告等がされました。
そして引続き、3委員会(共益・広報・税制)の各委員長より、令和6年度の事業活動について報告が行われ理事会は終了しました。
【決議事項】
第1号議案 電子取引データの訂正及び削除の防止に関する事務処理規程制定の件
【報告事項】
報告事項1 令和6年度 岐阜県連主催「運営研究会」への取組みについて
発表者 | 報告内容 | |
会長 挨拶 |
村瀬幸雄 会長 |
今年度は県連主催の運営研究会の当番単位会の最終年度となり、掲げたテーマの「会員増強と組織強化」を進めながら、新しい時代の法人会活動はどうあるべきかの方向性を見出していきたいと述べられました。 そのうえで「会員減少」に歯止めがかからない現状を踏まえて、「会員増強」への協力を出席理事全員に要請をされました。 最後に租税教室に代表される社会貢献活動へのお礼を述べられ、会員向けに「税」について改めて学習していただく新しいセミナーの開催を行う等、今まさに法人会の存在意義が問われている中での新しい取組みに対して変わらぬ協力と運営に対する意見を寄せて欲しい旨の挨拶がありました。 |
共益 委員会 |
松野守男 委員長 |
まずは、会員増強と福利厚生制度の拡充にご尽力いただいていることに対し、御礼を述べられました。 会員増強の現状は、コロナによる影響から「廃業・解散」の理由で退会する企業は多い一方「利用していない、メリットがない」理由で退会する企業も多く、退会を翻意する取組と魅力ある法人会の運営に努める必要があることが報告がされました。 特に今年度は2年間に及ぶ運営研究会への取組みの最終年度であり、「会員増強」に対して会全体で取組みをして実績を上げていきたいと強い決意表明があり、基盤強化運動に加えて、「2024岐阜北法人会会員増強キャンペーン」を並行して実施しつつ会員増強に努めていただきたい旨、参加理事全員に対して要請されました。 |
広報 委員会 |
臼井潔 委員長 |
法人会の魅力を高めるため、会報誌「篝火」とホームページの充実に注力している報告がありました。 より魅力ある会報誌にするために編集会議の際に委員会メンバーには、前号発行の感想や意見等をいただき編集に役立てることにしております。 一方、ホームページにつきましても、会報誌と並行して内容のレベルアップに努めており、SNS等を活用した情報発信の重要性はますます大きくなっており、引続きホームページの充実を図る必要があり、さらに尽力したい旨、発言されました。 |
税制 委員会 |
大矢克彦 委員長 |
令和6年度税制改正について報告がありました。 法人税関係では、「賃上げ促進税制」の強化と交際費課税の見直し、所得税関係では「所得税・個人住民税の定額減税」について、消費税関係では「仕入税額控除に係る帳簿記載事項の見直し」等の報告がありました。 今年度も2月に税制委員会を開催して、令和7年度税制改正に対する意見を取りまとめ、5月に県連の税制委員会で審議したうえで、全法連に提出したことも併せて報告されました。 令和8年度税制改正に向けて、会員のアンケート協力を要請がされました。 |
司会進行は総務委員会 森益男 委員長 | 村瀬幸雄 会長の挨拶 |
岐阜北税務署 三矢彰茂 署長のご挨拶 | 村瀬幸雄 議長の議事進行 |
塩見善彦 専務理事の議案説明 | 共益委員会 松野守男 委員長の報告 |
広報委員会 臼井潔 委員長の報告 | 税制委員会 大矢克彦 委員長の報告 |
<新署長講演会>
演題 税あれこれ “税務行政のDX ~税務行政の将来像2023~”
講師 岐阜北税務署 署長 三矢彰茂 氏
武藤司 総務副委員長による新署長紹介に続き、「税あれこれ “税務行政のDX ~税務行政の将来像2023~”」と題してご講演を頂きました。
講演では、最初にご自身の経歴を紹介され、続いて国税庁作成のレジメ「税務行政のDX ~税務行政の将来像2023について~」に基づいて、税務行政におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)に関する施策などについて詳しく説明いただきました。
その後、三矢署長の前職である国税不服審判所についての説明があり、具体的な判例の説明については、従業員の不正に対する加算税、役員退職金の功績倍率など、参考になる点が多く、参加者全員が特に真剣に聞いていました。
お話しぶりも軽快で、時折入るジョークを交えての講演は、あっという間に1時間が経過してしまい、聴講した理事の皆様からは「参考になった」「よかった」というお言葉を多数いただきました。大変有意義な講演会でした。
講演会の最後に笠原幸治 総務副委員長による謝辞で新署長講演は終了しました。
総務委員会 武藤司 副委員長の講師紹介 | 講師の岐阜北税務署 三矢彰茂 新署長 |
総務委員会 笠原幸治 副委員長の謝辞 |